2011年6月1日水曜日

頼りない国、日本。立ち上がれ、お母さん!!

今、日本の子供の健康が危ない!!未来が危ない!!命が危ない!!こんなことを真剣に考えているお母さんはどの位いるのでしょうか。その心配が私の脳裏をよぎります。

でも最近、嬉しいニュースも読みました。近所の公園のお砂場の砂をとって、自費で検査機関に送り込み、放射能物質の濃度をはかったお母さん。不確かな食品を使用している学校の給食を拒否して、自衛し、色々と問題提起しつつ、子供の健康を守っているお母さんなどのニュースです。

東京、茨城、埼玉、神奈川の一部のお母さん方の勇気ある行動には、安心と感動を覚えました。政治家も、食の担い手も、少し、「金」[金」「金」の思想に汚染され、真の職業の誇りと魂を失っているのをみて、心配していたのです。子供達の健康を、、、。

こんな時期、お母さん方の給食に対する学校や自治体への要求は、モンスターペアレンツの教育に対する理不尽で身勝手な利己的意見とは全く違います。ドンドン言ってください。それでも怪しければ、自分で作ったお弁当を持たせることです。先ず第一に自分の子供の健康を守ろうとする意識は、母親なら欠くべからざる本能的な意識です。愛です。義務ですよ。お母さん!!

菅首相は原発問題で3月12日の夜、「ただちに海水を入れて炉心を冷やせ!!」という、たったひとつの「大号令」が発せられず、「会議、会議」と責任逃れ?、優柔不断?、又はパニック?に陥っていましたね。これらの一連の対応から被った国民の原発被害は甚大でした。

もし、菅首相が放射能大量被爆の危機に瀕する国民の健康を第一に考えられる「危機管理意識」さえ常に持っていたら、馬鹿な会議に時間を費やしている暇はなかったでしょう。「直ちに避難せよ!!」と大号令を発するのが彼の最大の責任だったのです。

もし爆発せず、緊急避難が無駄になったとしても、彼の「大号令」が国民の健康を守りたいという切実な使命感に満ちたものだったなら、国民は感謝して、安心して、又戻れば良かっただけなのです。そして、間違っていたとしても、未だに誠実な人柄を疑うことはなく、国民は信頼し続けたことでしょう。

しかし、彼はいかなる理由にしろ、短時間で「決断」することができなかったのは事実なのです。彼自身に決断できるだけの知識がなかったのなら、一時的にでも周辺住民避難時期決定も含めた指揮権を東電の現場最高責任者に与え、刻々と変わる事態への対応を委任し、責任はすべて自分がとると宣言すれば良かったのです。

そして直ちにファックスでも署名して同様の内容を内閣総理大臣の非常事態命令として、伝えればよかったのです。たとえ法律に違反していても、国民誰もが納得できる、英断であったでしょう。現場最高責任者なら爆発の危機と漏れる放射能量の大体は予測でき、適切な対応ができたでしょう。この人は本社命令に反抗しても炉心に注水を続行すべきという信念を変えず、海水注入を続行した、勇気と責任感と決断力を持った気骨の人だと聞いていますから。

押し寄せる津波をみて、「逃げるかどうか??」家族会議を招集して決めようと考える悠長なお父さんはいないでしょう??国民という家族のお父さん役をする人は内閣総理大臣、つまり首相です。国家という船にのった国民という大家族の舵取り役、謂わば船長です。

だから、この任に当たる人は、危機に直面した時、冷静沈着かつ勇敢に「大号令」がかけられる人でなければなりません。「初めてなので、、、」とか、「想定外で、、、」などと言い訳、弁解などしている時間的余裕はないのです。当然、瞬時に重大な決断ができ、指揮できる人物でなければなりません。海上に突然現れた氷山を前に、舵をどう切るか船員と会議をしている船長など、聞いた事がありません。
原発対応はそれ程瞬時に判断を下さなければならない重大事項だったのです。今から言っても遅いですが、、、、。

そんな頼りない国民のお父さんと取り巻きをサポートしているのは子供的立場の国民で、血の繋がりはありません。だから彼らは時にはへらへらと国民に媚をうり、ときには脅したりしています。心配なんでしょうね。国民の視線が、、、、。

しかし、国民のすべてが馬鹿じゃないですよ。眼も節穴じゃありません。口先だけの言い訳は更に信頼感を失います。ひとことでいうなら、頼りないんですよ。菅政権は。リーダーも部下も保身ばかりが目につくんです。多くの国民は多分そう思っていますよ。なるべくはやく謙虚に次の人に業務引き継ぎをして、国民の被害をこれ以上深めないでくださいと願っていますよ。

こうまで言わざるを得ないのは、原発対応も含めて、一連の国難に対処するのがあまりにも遅いからです。その根底にあるのは「失敗して、非難されたくない!!」という「頭でっかちの肝っ玉なし」。強いリーダーシップは見えません。どう国民を言いくるめるか、、、という場当たり式。口でリーダーシップがあるとか、一生懸命やってるとかいっても、見えないのです。本人の資質と努力が。

我々一般社会では、どんなに努力して一生懸命勉強しても、合格ラインに達しなければ、入学試験も入社試験も資格試験も合格しないんですよ。今の政権はこの国民が課した「有能な政権」としての試験合格ラインにほど遠いのです。非常時対応という試験テーマに国際社会からも不合格の通知をもらっているのです。残念ですが事実ですね。

政治家は党にかかわらず、自分の存在意義をもう一度考えて下さい。あなた方が国の政治をリードしてゆくのでしょう??日本という国を導くのでしょう??「造反した党員には厳罰を処す」などという脅しに屈して自己の意見を言えないような「へなちょこ議員」は党は必要でも国民は以後、必要としないでしょう。自民党でも同じ事です。

確たる天下国家意識がなく、国民を安全に守れぬような政治家はいらないということです。政治プレーや政治ゲームはオーバーですよ。大半の国民は怒っているのです!!失望しているのです!!真の政治家不在の日本に!!もう、自己防衛しますから、税金の半分は返してください!!というのが国民の切実な気持ちでしょう。

放射能垂れ流し。食物の汚染、土の汚染。これをなんとかするのが今の政府の最優先課題。未来を背負う宝である子供の健康が第一です。
それから国民すべてに安心して暮らせる環境を与えることが使命なのです。わかっていますよね??ね、ね、ね??それができないのならあっさり、無能を認めて辞めてください。

政権の周りの人も自分が他者より優れたリーダーシップを持っていると自負できず、信念もヴィジョンもない政治家なら、貴方は政治家に
向いていません。今の腰砕け状態は、不吉だけど、菅首相に何事か起きたら、日本は即沈没するかもしれない危機感を国民に持たせます。

アメリカなどの過去の大統領暗殺事件などはどう受け止めているのですか??それでも誰かが立ち上がり、時代は動いて行くだけです。今の政権は外国からも国内からも支持されていないのに、政権にしがみついている皆さん!!大半の国民は評価も感謝もしていませんよ。むしろ他の政治家が不甲斐なくて、情けなくて、日本という国が心配で涙がでそうです。

やはり、政権の中枢は大半が男の人で、お腹を痛めて子供を産んだことがない人達ばかりだから、やることが悠長で、腹が立ちます。

日本のお母さん!!この放射能の脅威を前に、政府や社会に大切な子供の命を預けていても安心なんですか?? こんな優柔不断な人達ばかりなのですよ。党利優先の、、、。速く立ち上がって下さい!!子供の被爆を最小限度に食い止める努力ができるのは、お母さん、貴女の意識だけです。努力だけです。行動だけなのです。

さもなくば、子供に先立たれる不幸を、涙で迎える危険性があるのです。すべての日本のお母さんが団結すれば、政府の詰まらぬ争いもなくなり、本来の日本人の誠実で勇気と行動力を軸とした、世界に誇れる「強い国、日本」が取り戻せるでしょう。時間はかかりますが、、。

何も行動せねば、貴女の子供が社会人となるとき、安心できる、頼れる日本という国があるかどうかすら疑問です。さあ、今日からすぐ、もっと自分の子供の周りを注意して見て下さい。関心をもってみてください。放射能から我が子を守ってくれるのは、政府でもお医者さんでも、自治体でもないのです。お母さんの深い愛に勝る保護者はいないのですよ。頑張れ〜〜!!日本のお母さん。