2011年5月13日金曜日

カナダから初夏のたより

つい先日、家の向かいにあるスキー場のライトが消えました。そして家の前にゴルファーの姿がちらほらし始めたとおもったら、すでに日差しは初夏です。

例年、花入れは5月下旬でないと始められなかったのですが、今年はすでにサンルームから冬を越したすべての鉢植えや花々が庭に出され、あるものは大鉢に植え替えられました。

雪の少なさ、冬の短さ、春を飛び越え初夏に入る早さが年々感じられ、確かに地球温暖化は人類の生活に色々な変化をもたらしていることを実感する今日この頃です。

すでに初物のアスパラガスの収穫も終え、サラダにして食べました。本当に自家製、とりたてならではの甘くてみずみずしいアスパラの味は格別です。これから10月中旬まで、色々な野菜が庭からとれます。

果物の木も、すもも、なしの花が咲き、もうすぐブルーベリーやラズベリーの花々も咲き始めるでしょう。今まさにシバザクラの花々が家の淵を飾り、目にも鮮やかなピンクです。

これから、シャクヤク、ボタン、ゆり、バラなどなど、まだまだ名前も知らぬ沢山の綺麗な花々が次々に開花し、目を楽しませてくれます。そこここから聞こえてくる芝刈り機の気だるい音。草刈り機のちょっと煩い音などが夏のご近所の風物詩でしょうか。

緑の木々、花々の逞しさには毎年圧倒され、人間の小ささを思い知らされますが、同時に目に飛び込む新緑の鮮やかさ、花々の美しさには本当に心が癒されます。

この大自然の素晴らしさが少しでも日本の皆さんの心にも届き、楽しんでいただける初夏でありますように、、、、。