2009年10月1日木曜日

凄まじい戦いの様相??

10月02日にいよいよ2016年のオリンピック開催地が決まる。アメリカはついに、候補地シカゴを援護するため、オバマ大統領の応援演説出席も決まった。日本からは大成功(?)の外交デヴューを果たした鳩山由紀夫首相の出陣だ。

それぞれの候補地を援護するため、錚々たる国家代表が決選投票の日を待ち構えている。果たして、環境対策と文化遺産をアピールし、誘致成功を計っている東京の最終プレゼンテーションは迫力あるものとなるのだろうか。

なんだか、スポーツの祭典の誘致というより、国家的なメンツをかけて戦う様相を呈してきた2016年のオリンピック誘致合戦。昔からこんなに大掛かりだったかな??

不景気で先行きが不透明な世界情勢の中、スポーツの祭典オリンピックを誘致できるかどうかは、景気対策にも、国民への実力アピールにも大いに影響があるからだろう。

Yes, we can!!をスローガンに大統領にまで上り詰めたオバマ大統領の迫力ある演説。日本は温暖化ガス削減目標を25%にするとブチ上げた鳩山由紀夫首相のインパクト十分な最近の発言。

その他の候補地の代表も、負けじと最終プレゼンテーションに向け準備していることだろう。いずこの地に決定されても、何だか後味の悪い悲壮感ただよう結末になりそうな予感がする。

健全なスポーツの祭典誘致がかくも政治色あふれたものになるとは、、、、。たしかに、音楽とともにスポーツは、言葉の壁も文化の壁もすぐに取払ってくれる最大の武器だ。

しかもオリンピック誘致に成功できれば、その経済効果も計り知れないだけに、政治家も目の色を変えて、本気ムードになるのだろう。

さて、その演説の内容は?? 鳩山首相の世界公約、温暖化ガス25%削減目標も多くの日本企業からすでに渋い顔をされ、あまり歓迎されていないような、、、、。

政権発足早々、トンボ帰りで結果も聞かず帰国せねばならぬ程、問題山積の鳩山首相。どうなることやら、、、。折角、順調な滑り出しで高い人気を博したばかりの外交デヴューに傷がつかないといいけど、、、、。

でも奥方ともども地球人を超越している鳩山ご夫妻。ケセラセラ〜〜!!と大声で歌って帰国の途につくのかな?!