2009年6月11日木曜日

息子の言いがかり

このごろ、息子に変な現象が現れている。とにかく、忘れ物が多いのだ。朝出かけてからしばらくすると、「へへへ、、、」と照れ笑いしながら戻ってくる。

さいふ、携帯電話、そして、なんとなんと仕事用のパソコン。昔の息子には考えられぬ忘れ物。比較的家族の中では慎重で、これまであまり見られなかった現象だが、遺伝子的には、絶対に起こりうる現象なので、見ているこちらも苦笑い。

とにかく、私の実母が忘れ物の名人。数え上げればきりがなく、世界中で忘れ物をし、誰かを喜ばせていた。ニュージーランドではホテルのベッドの枕の下に胴巻きを置き、中の現金他貴重品をそっくり忘れ、約出発後3時間ぐらいしてから、「あれ〜〜〜っ!!」と気付き、ホテルに電話!!

でも残念ながら、「そのようなものは御座いませんでした!!」という非情な一言でパー。シカゴで、ロスで、カナダで、忘れ物や盗難やともかく色々とやらかしてくれた。かくいう私も傘、サングラス、帽子、マフラー、スカーフ、ハンドバッグなど、ひょいひょい置き忘れ、数えられないほどの失態。

従って、息子には偉そうな事は言えないのだが、ひとつ気に入らないのは、私が日本に来て、息子のアパートに居る時に限って、なんだかボーッとして、忘れ物をすることが多いと変な言いがかりをつけている事だ。

自分は少なくともこんな危なっかしい祖母や母親の遺伝子を濃く受け継いでいることを直視し、十分自分も粗忽であることを認め、今後は注意してほしい。さもなくば、母親のように、子供をスーパーに置き忘れ、家に帰ってから、「あれ〜〜〜!!大変!!忘れちゃった!!」というトンでもないハプニングもあるよ。へへへ、、、、。