2011年4月5日火曜日

今必要な情報をタイムリーに!!

文部科学省でも気象庁でもどちらでも構いません。今、この事態を迎えて、放射性物質の飛散情報を出すのは、花粉情報や火山噴火情報に勝るとも劣らない大切な情報公開への対応ではないでしょうか。どうして、このような大切な情報がどこからも発表されていないのでしょう。飛散予測情報を最低一年以上、出し続けてください。天気予報のように、時間を区切って成る可く詳細に。

今、日本の全ての国民が、いや、世界の全ての人々が求めているのは、正直で迅速な日本からの放射性物質飛散予測情報公開です。東電の問題だ、原子力保安院の問題だ、いや、気象庁だ、文部科学省だ、、、などと情報をどこから出すのか、当の問題を起こしている日本が責任逃れでウロウロしているのは、見苦しい事です。

そんな中、ドイツやノルウエーが先に日本の放射性物質の飛散予測を出していて、一番心配している日本人がそれらの国々の情報を参考にしています。有り難い情報ですが、反面、他国から先に発表されるなんて、何と恥ずかしいことでしょう。

先進国日本は、すべての調査機器は最新の設備を税金で購入し、備えている筈。国民や世界の人々の安全の為に使って、天気予報の中で正しい放射性物質の飛散情報を一日に4回ぐらいは報告していただきたいと思います。

NHKは2006年にチェルノブイリの20年後の真実を追い、低放射性物質汚染地域に住んでいた人々にもガンの発生率が非常に高まったことを報道し、放射性物質の汚染による怖さを警告しておきながら、昨今の安全だ、安全だという報道は無責任です。どちらが真実のNHKの良心なのでしょうか。低汚染でも避けるに越したことはないことを一番知っている国民の為の報道機関なのですから、、、。

他国から情報を貰う前に日本が率先して、情報を出しましょう。そうすれば政府への不信感も払拭でき、国際的評価ももう少し上がるのではないでしょうか。さもなくば、自民党との連立を模索する前に、菅政権への不信感が国内、国際ともに更に高まり、国民の我慢も限界になることでしょう。

これから長い長い放射性物質による汚染との付き合いが始まる日本国民。せめて、正直に、誠実にデーターを知らせるぐらいの努力をしてください。