2009年5月16日土曜日

花入れ完了

我が家の年間恒例行事といっても過言ではない、一年草の花入れの行事が終わった。「疲れた!!」大体4時間半、夢中でやっていた。今、ブログを書いていても、足腰が痛い。ついつい一気にやってしまった。

このごろ何でもあまり一気にやらず、少しずつやっていたのに、好きな花入れは始めたら、完成するまで、どうしても止まらない。まあ、もうすぐ又家を離れるので、一気にやらなきゃならない仕事だけど、、、。

午前中に花の買い出し。12時頃に前庭の玄関脇にあるペアの細長い花器から植え始め、次にガレージ脇の大鉢3個へ。そして、大きな樹の下にある花壇やその他5カ所を終え、裏庭へ。緑の芝と、多年草の花々の間に彩りとして入れる大鉢が、下のブリックテラスを含め4カ所に点在。そして、直に花壇に植える場所が一カ所。

ついに最終地、上のベランダのふたつの花籠に向う頃には、すでに午後4時を回っていた。色々と構図を考えながら、好きな花を植えていると、本当に時間の経つのが早い。

今年は少し例年とは花の種類を変えてみた。ちなみに今年のメインはサルビアのサルサスカーレットという色。そこに、黄色と紫のパンジーを配し、ワインレッドや薄い紫、淡い黄色のカリブラコアという垂れ下がる花をあしらってみた。色としては強烈じゃないと、大自然の中では映えないことを過去13年の経験から学んだ。

以上の場所をすべて植え終えるには、サルビアのボックス苗(大体1箱で12株位入っているもの)10箱、パンジーのボックス苗10箱。カリブラコア(長く垂れ下がるもの)10箱が必要だった。又おまけに、庭の飾り棚があるアーチに下げる大きなフラワーバスケットを購入。

これだけ買うと、後ろのトランクだけでは入りきれず、後部座席を倒してビニールを敷き、一杯に並べて運ぶ。いつも始める前には「どうなることやら??」と自分で買っておきながら、完成できるかどうか不安で、ため息が出る程の量。

従って、この花入れの行事が終わると、本当に綺麗で楽しくなるのと同時に「ああ、これで今年も11月中旬まで大丈夫だ!!」と何だかホッとする。多年草だけでは、どうしても咲く時期がまちまちで、彩りが寂しい。この辺りの緑は強烈だからだ。

もう勿論、色々な多年草が咲き始めており、シバザクラなどは今が満開で見事だが、すぐ枯れてしまう多年草は庭の構図上は、当てにならない。すずらんだけでも4種類ぐらいの高さや色が違うものがあり、牡丹、芍薬、数種類の百合とバラ、4色ぐらいのケイトウの花、その他名前も知らない花々を含めると多分100種類ぐらいあるが、いつの間にか咲き、いつの間にか消える。

ともあれ、緑の中に一夏変わらぬ彩りが加わり「さあ、これから、本格的なカナダの東部の夏の始まり!!」と私に感じさせてくれる花入れの行事。「いつまで、続けられるのかな??体力的に、、、、」「そうだ、ゆっくりやればいいんだ、、、焦らず、、、」「でも、それが難しい!!花好きの人にはわかるよね!!この気持ち、、」と独り言。