2010年5月10日月曜日

お久しぶりです

今日のブロモントはなんとなんと季節外れの雪。4月初旬に日本に行き、その寒さにびっくりするほど、陽気が良かったカナダの東部。それが4月下旬に日本から戻ってすぐにどか雪。

でも次の日はぽかぽかの初夏。ともかく、驚く程気温の変動が激しく、大変です。数日前にはきゃべつの苗を植え、花の植え込みも始めようかというほど暖かかったのに、、、、。でも、現地の人達はまだ全然花の植え込みをしていません。よくこの気温の変動をしっているのです。

さて、4月初旬にブログを書いてから一ヶ月余。あまりにも色々なことがありすぎて、何から独り言を始めてよいかわかりません。それほど、公私ともに慌ただしい一ヶ月余でした。

大きな出来事のひとつは日本にも居を構えたこと。その転入とリフォーム。そして、リフォーム完了日の翌日のカナダ帰国。

そして、3日後のニューオーリンズへの出発と慌ただしく移動。これは昨年に続く音楽の旅パート2。ジャズの旅。

生憎の雨予報にがっかりしながら雨具をしっかり準備し、出発。しかし、幸運の女神はその被害を最小限に押さえてくれて、一日、それも最後の数時間を雨で妨害されただけ。

無事、3日間のジャズフェステに参加しました。しかし、その蒸し暑さ。港湾都市ニューオーリンズはただでも湿度が高く不快指数80以上。熱気をむんむんさせるテントの中にすし詰めの状態。ただただ、意識がもうろうとする中でのジャズの祭典でした。

午前中は市内見物、フレンチクオーターの散策。ワニ探索ツアーなどに費やし、最後の日は恒例のレンタカーで、郊外のプランテーションツアーを敢行。南部の人々の歴史的な住居を訪れ、色々と勉強になりました。

しかし、このツアーでもっとも印象に残ったのは、やはりハリケーンカトリーナの無惨な爪痕。2005年の出来事で、まだ当時避難した住民の3分の一ぐらいは戻っておらず、そこここの住居やビルが廃屋と化し、ドアに警察が一軒一軒訪れた記録番号が残され、当時の異常事態を感じさせました。

多くの町が川の水位より低く、破損した堤防が修理された部分のみ白くひかり、洪水の恐ろしさをまざまざと見せていました。早くこのジャズの町が昔の盛況を取り戻せるよう、願っています。

観光客も少なくなり、活気を失ったルイアームストロングゆかりの町。この親子三人の観光旅行が多少とも再建のお役にたてたらいいな、、、、、。まあ、焼け石に水だけど、、、。

それにしても食べまくったオイスター料理。おいしかったなあ、、、、。生なら広島に軍配が上がるけど、ガーリックバターで焼いたオイスター料理は絶品でした。

アメリカで数少ない「食も楽しめる都市」と評判のニューオーリンズ。皆さんもジャズを楽しみながら、オイスター料理でワインでもいかが、、、、、。