2009年3月26日木曜日

さあ!次はドバイ!!

いよいよ3月28日のドバイワールドデーが近づいた。WBC侍ジャパンの激闘ぶりは、世界の野球ファンに大きな興奮と感動と幸せをもたらしたが、この侍魂に大いに刺激されているのが、世界最強馬決定戦に参戦すべく、ドバイに遠征している日本チーム。

24日にはウオッカが、25日にはバンブーエールとカジノドライヴが最終追い切りを終え、静かに決戦の時を待っている。すでに出走枠順も決まり、後は無事出走を待つばかり。武騎手も安藤騎手もベテラン中のベテラン。WBCに続き、ドバイの地にも日の丸を、、、と燃えに燃えているそうだ。

バンブーエールは1200メートルの超高速決戦であるドバイゴールデンシャヒーンに出走。これまでなかなか日本馬には追いつけなかった超高速決着の分野ではあるが、これが武騎手の最終追い切りの感想では、なかなかどうして、手ごたえがあるらしい。彼は何度もこのドバイのナドアルシバ競馬場で走っており、世界の競馬を知り尽くしている男。侍になれるかな???期待してるよ~~~!!

カジノドライヴは世界最高賞金の懸かるドバイワールドカップ2000メートルに出走。ナドアルシバ競馬場の砂はアメリカのダートの砂とほぼ同じだそうで、昨年、アメリカクラシック、ベルモントステークスを兄ジャジル、姉ラグストリッチーズに続き、3兄弟、3年連続制覇という偉業に挑むためアメリカに遠征し、前走レースとして、ピーターパンステークスG2を楽勝。

本戦、ベルモントステークスは、故障でレース当日無念の出走取り消しとなったが、すでに経験済みの砂。25日の最終追い切りの手ごたえも、仕上がり状態も抜群とか。もし無事だったら、女傑ダイワスカーレットでこのレースに挑む予定だったアンカツさん!!彼女の夢と無念の分もカジノドライヴで頑張れ!!期待してるよ~~!!

さて、しんがりは、ご存知ウオッカ。牡馬2頭の陣営は侍魂を発揮する!!って大声で言ってるけど、名牝ウオッカの大和なでしこの底力も侮らないでほしい。早々と一頭、24日に最終追い切りを終え、25日は静々とおしとやかに引き運動だけで、済ませたとか。

彼女はドバイデューティフリー1777メートルに出走するが、なんといっても昨年の日本最強馬と認定された年度代表馬。つねに世界的にも超一流の牡馬達に果たし状をつきつけ、敢えて茨の道を歩み続けてきたカッコいい根性馬。素晴らしい女王だ。

2年前、8000頭以上の3歳サラブレッドの頂上決戦、日本ダービーで、すべての有力牡馬を従え、颯爽とVロードを独走してきた、貴女のあの雄姿が忘れられない。

ぜひ見せてやって!!世界最高の舞台で、大和なでしこの素晴らしい走りを、、。雄大なる馬格、気品に溢れた容姿、牡馬顔負けのダイナミックな切れ味。ああ、待ち遠しいな、決戦の日が、、、。期待してるよ~~~!!貴女に一番。やっぱり女同士だもん、、。

武ユタカさん!!貴方の最高のリードで、ドバイの地に大輪の花を咲かせて、、、。待ってるよ~!!凱旋の日を、、、。頑張れ~~~日本チーム!!すでにナドアルシバ競馬場のポールには、参加国日本の国旗、日の丸がはためいているんだから、、、、。