2009年4月12日日曜日

春の訪れ!

我が家に毎年春の訪れを感じさせるもの、、、、。それは沢山ある。でもまず最初のシグナルは、向かいのスキー場のナイター照明の消灯。12月中旬から雪の訪れとともに灯り続けたイルミネーションが消灯されると、「ああ、今年もナイタースキーが終わりか、、、そろそろ春だなあ~~!」と感じる。

そして、大地にはまだそこここに雪が残っているころから、竹の子の先のように尖った芽が凍えた大地を切り裂くように見え始める。まだまだ、この頃は、時折冬に逆戻りし、パラパラと雪がチラつく日も週に一度ぐらいはあり、本格的な春の訪れとは言いがたいが、もうすぐそこに春が、、、と、春の到来を予告してくれる。

次に目に付くのは、隣近所の枯葉掃除。じょじょに芝が緑を深め、秋に散った枯葉が雪の下に埋もれていたのを、竹箒で掃き清めるのだ。そして、ベランダへのテーブルや椅子の配置。どこの家も待ちかねた初春に行う年中行事だ。

この光景が始まると、もう春はすぐそこ。早い花々の咲き始めもそこここで観られるが、我が家では、名も知らぬ黄色い花をつける樹が、真っ先に咲く。そして、門に繋がる道の両側、裏庭の窓辺、テラスの淵などに、見事な芝桜が咲き誇る。ピンクの可憐な花(白もある)が、毎年見事に咲き誇るころが、そろそろ私の一番楽しみでもあり、忙しい花入れのタイミング。

前庭の樹の下の土地に直植え5箇所(かなり広いスペースに植え込むので大変)。玄関脇の鉢(これも大鉢なので疲れる~~)に3鉢。そして、裏庭の方はもっと大変で大鉢は5箇所、土地に直植えは2箇所。

これらの植え込みが始まる前に、すべての直植えする土地と花壇、大鉢の中に肥料の補給。などなど、準備万端整えて、大きな植物及び花専門市場に買出しに行く。そこで、ベランダに掛ける花籠も含め、大抵大きなワゴンに一杯、花を買う。

日陰が相応しいもの、日差しが強い場所を好むものなどを選びわけ、植え込みの際の花の構図なども考えつつ、花を眺めている時が、本当に楽しい。最初は少なすぎたり、多すぎたりとなかなか丁度よく買うことができなかったが、これもすでに毎年経験しているうちに、ほぼきっちりと使い終える量がわかり、慣れてきた。今年はこれから、アメリカへの旅行を控えているので、多分植え込みは5月初旬までお預け。

さて、日本で、私に春の訪れをもっとも早く印象づけてくれるのは、勿論、桜の花の開花情報。そして、その桜の花の下、まだ幼さの残る3歳になったばかりの可愛い牝馬が一生に一度の晴れの舞台「桜花賞」で走るクラシック第一弾の開幕。

今年は「ブエナビスタ」という可憐で可愛い牝馬が前評判どおりの物凄い末脚で、圧巻の走りを見せた。彼女はすでに「女ディープインパクト」と命名され、渾名もディープインパクトの「お坊ちゃん」に対抗し、「お嬢様」。ブエナビスタとは、スペイン語で「素晴らしい(見事な)景色」という意味らしい。桜の下を可憐に舞う彼女に相応しい名前。

これから、オークス、秋華賞と牝馬クラシック3冠馬までには、二つの難関があるが、距離的には長いオークスや秋華賞の方がむしろ有利で、陣営は自信満々。又、牝馬3冠馬の誕生、期待できそう。

レディーファーストで牝馬にクラシック開幕を譲っている牡馬クラシック第一弾、皐月賞ももうすぐ。今年は日本の競馬史を大きく変えた大種牡馬、サンデーサイレンスの孫達で争われると言われる、いわば身内対決。

父親同士の面子もかかるだろう。ロジユニヴァース、アンライヴァルド、リーチザクラウン。どれも超一流馬と評判。さて、どの馬の頭上に3歳牡馬クラシック第一弾、皐月賞馬の栄冠は輝くのだろう。

このような、わくわくする牡馬、牝馬3歳クラシック開幕のニュースも又、日本の本格的な春を私に強烈に印象付ける。それにしてもブエナビスタで春の桜花賞勝利騎手の栄冠に輝いた安藤勝巳騎手。ダイワスカーレットが無念の引退をしても、彼女の不在を補って余りある女ディープインパクト、ブエナビスタがすぐ現れ、早速G1二つ目をゲット。

貴方はよほど、強い牝馬と縁があるのね!!おめでとう!!貴方がこの桜花賞の勝利でJRAのクラシック勝利騎手の最年長優勝記録を69年ぶりに更新したことをしり、喜びが倍増。最年長優勝記録といってもまだ、49歳。

遊びながら走っているお茶目で可愛い牝馬、ブエナビスタを益々強くして、今年の3歳牝馬クラシック3冠全部獲っちゃって!!女ディープインパクトの名前に恥じないように、、、。連対率驚異の4割を誇ったこともある安藤騎手。「アンカツで負けたら諦めがつくさ!!」とまで、多くのホースマンに絶大なる信頼をよせられている、名手、いぶし銀の匠の技、長くみたいから、くれぐれもお体お大事に~~!!

春の独り言の最後は又、お馬の話題でお粗末!!