2010年2月4日木曜日

角界のどたばた劇

昨日の続編。一転して、退職願を出す予定だった安治川親方が前言を撤回し、立浪部屋に今後も所属し、親方を続けるそうだ。

「友綱親方からの慰留を受けて、、、、」とのことだが、「なんと言う早まったことをしてくれたのだ。これでは角界への世論が怖い!!」というのが本音の様だ。

又落選した親方は「気にするな!!」と格好いい言葉の後には「多分居づらくなるだろうな、、、」とも続けた。そして、「一門とは家族同然。その掟を破る事は家族を壊すことと同じだ、、、」との説明もあったそうだ。

つまり、本質は全然変わらず、まだもう一人の造反者(?)と呼ばれる犯人探しをつづけているらしい。呆れて物が言えない。理事長さん!!こんな事こそ止めるべきでしょう!!

さすがに、文部科学省も電話ではあるが、事情を調査に入ったとの報道もあった。そんな無意味な弾圧のためだけの犯人探しに一体どれほどの建設的な目的があるのだろう。脅して、力で押さえ込む暗黒街の手法かな。

一国の政治家を選ぶ選挙でも、20歳を越えた成人の投票権の自由を認め、親子兄弟何人でもその自由を奪うことはできないと憲法で定めている。

その昔、選挙に向かう母に「誰に投票するの??」と訊ねた私に、母は、「秘密、秘密。選挙はその人の自由に推薦するものよ!!」と教えられた。

一門が本当に家族なら、まず落選して見苦しく犯人探しなどをせず、未来ある若者とともに、本当に素晴らしい相撲界を建設することを優先した方がよい。その落選した人も人望があれば必ず建設的な仕事はあるのだから。

ともあれ、一国の選挙でも認められている投票の自由を一角界の理事選挙で暗黒時代の圧政に戻す事は、百害有って一利なし。早く、その他二人の犯人探しなど自主的にやめて、国民に納得できる、言動も品格のある理事会を結成してください。見てますよ、国民は、、、、。