2010年1月27日水曜日

オーバーホール

ブログご無沙汰しました。色々な意外な出来事に忙しくしていたので、、、、。まず、暮れに洗濯機が壊れました。ついで、冬の必需品、ヒーターのフルセットが、、、。

これは一大事です。冬のカナダ生活には、、、。そこで、修理を始めたのですが、なにせ、19年使い続けたポンコツ。直すのに莫大な費用がかかるとかで、新しい物の見積もりをとりインストール。

この間に私は3つの予防注射(新型インフル、普通のインフル、肺炎)。その他の採血による健康診断、歯医者などなどで病院巡り。家も人間も古くなるとガタがくるのは同じ。去年の屋根の修繕から家にも人間にもオーバーホールが必要な時期。

とまあ、慌ただしく落ち着かなかったのですが、その忙しさも悪いことばかりではありませんでした。

まず我が家の年間お遊びスケジュールの決定と予約開始。旅はこの時点がもっともワクワクして楽しいもの。

今年はまず昨年に続きゴールデンウイークは音楽の旅パート2でニューオーリンズのジャズフェステに行きます。家族で、、、。なのでこの手配に忙しくしていました。

ついで秋の旅ですが、これは骨組みの日本行き飛行機の予約のみの段階。具体的な予約はまだまだで初夏から始めます。

この間、日本は色々と政治経済ともに大きく動いていますが、あまり楽しくないニュースばかりなので割愛。

やはり楽しい話題はサラブレッド。あの私とも縁の深いレイチェルアレキサンドラが、なんとアメリカの誇る全勝牝馬ゼニヤッタを制して、2009年度アメリカの年度代表馬に決定。

そして、日本ではウオッカが2年連続の年度代表馬に決定。すべての強豪牡馬を制して牝馬の2年連続年度代表馬決定は史上初の快挙。やはりもの凄い牝馬です。

ついにエアグルーヴもダイワスカーレットもなし得なかった牝馬G17勝馬のフィナーレも間近。ドバイワールドカップにはアメリカから最強牝馬ゼニヤッタ参戦の噂も、、、。ウオッカには3度目の正直でドバイに大輪の花を咲かせて自らの引退の花道を飾ってほしいものです。

そして、ドバイからアイルランドへ嫁入り。2009年欧州年度代表馬のシーザスターズと交配。そのまま数年アイルランドに滞在するとか。

世界的な名門牧場アガカーン殿下所有の牧場に滞在し繁殖牝馬生活を送るとのビッグサプライズ。

ということは、ドバイへの旅立ちが、しばし日本とのお別れとなるんですね。ちょっぴり残念!!

でも将来、2年連続日本の年度代表馬の座につき、G17勝牝馬となったウオッカと昨年の欧州年度代表馬シーザスターズの産駒が日本で走るなんて、、、。オーナーでなくても今からワクワクしますよね。

一昨日、JRA年度代表馬表彰式で感想を問われた谷水オーナー。『ウオッカは家内の次に素敵な女性」とのお答え。アイルランドにウオッカを置いたままでは、ちょっと寂しくなるのでは、、、、。まあ、それに勝る素晴らしい夢の続きがあるからでしょうが、、、。

ウオッカとブエナビスタの最強牝馬決戦は、ブエナビスタの距離適性の関係で実現しないらしく、ちょっと残念だけど、レッドデザイアとともにドバイシーマクラシックに参戦予定とか。ドバイから眼が離せないなあ、、、、本当に。

今年も世界のレースは牝馬中心。私もポンコツ牝馬だけど頑張らなくちゃ、、、、。しっかりオーバーホールしてリフレッシュ休暇も楽しみつつ、太平洋の空を越えて、、、、。

2010年1月14日木曜日

日本の空も大揺れ

ついに日本航空の再生計画が発表され、株価が7円まで暴落した。100%減資による株上場廃止案まで飛び出しては、投げ売りも致し方のないことだろう。

昔、身近にJALの人々の素晴らしい優遇や待遇を見ていた私には、まさにまさに時代は変わったとしか表現できない。

OBや現役の年金政策や待遇も大幅に縮小、それどころか、現役の中からは1万7千人ぐらいのリストラが待ち構え、多くの子会社は統合又は清算と益々厳しい未来が待っている。

JALで働く多くの人々やすでに定年で退職した人々。関連会社の人々も含め一体何人の人々がこの日がくる事を予測していたであろうか。数年前までは、、、、。

それほど、自信に満ち、素晴らしいサーヴィスを誇っていた日本の翼への信頼が失墜し、夕陽の影しか射さないことを歯がゆく思う。

毎年この歳まで多くの旅行を続け、JALのお得意さんであり続けた私も、今は、こんな混乱に巻き込まれ、空の旅の安全は確保できるのだろうか???という素朴な不安がわいてくる。

ぜひぜひパイロットやメカニックの皆さん、以前にも増して、安全かつ快適な空の旅が続けられるよう、集中してプロ意識に徹してほしいと心から願っている。

この再生計画により、多くのJAL関連企業にもリストラの波は押し寄せ、2010年もまだまだ、不況のトンネルからは抜け出せそうもない。

経済の失速によるビジネス旅行の減少、インフルエンザによる観光旅行の減少に加え、テロの恐怖まで加わり、益々空の旅の人気が落ちている昨今。健康な空の旅の楽しみは何時戻ってくるのだろうか、、、。

アメリカでも大手航空会社の業績は軒並み苦戦。まだまだ、世界の航空業界の再編成は続いて行きそう。どうなる事やら、、、、世界の空は、、、、。

2010年1月6日水曜日

新春への思い

どか雪の中、新年を過ごしています。もう2010年ですね。皆さんはどんな新春をお過ごしでしょうか。我が家にとっては大きな変化と改革を予感させる一年の幕開け。

とはいえ、生来の楽観主義。ケセラセラと流れの中で息子共々楽しく過ごしたい一年の幕開けでもあります。

思い出せば色々な楽しいことも残念な事もあった昨年。悲しい事は早く忘れることにして、楽しかった思いでは念願の北海道名馬訪問の旅に友人と息子と出かけたこと。

その前のゴールデンウイーク休暇は音楽の旅でメンフィス、ナッシュビルで遊び、ついでにというよりメインになりかねないケンタッキーダービーの町ルイビルへの思いがけない訪問。

楽しかったなあ!!鳥のもも肉を食べながらビール片手に楽しんだケンタッキーオークス。そしてレイチェルアレキサンドラの20馬身離したもの凄いレース。後に主戦騎手のCボレル騎手がWSJSで来日。

初騎乗初勝利という貫禄の日本デヴュー。総合では確か6位だったような気がするけど、、、、。

残念なニュースは馬好きの私にとっては、やはり武豊騎手の全国リーディングが7連勝で途絶えてしまったこと。でも、それは、天才と呼ばれる人への過剰な期待なのでしょうか。

意のままにならぬ神頼みならぬ馬だのみのスポーツ。そんな中でやはり関西リーディング一位と全国の獲得賞金最多賞は獲得しているのだから、やはり並の人ではない。

いつも彼の対談やコメントを聞くと、「もっと上手な騎手になりたい!!」としか言わず、常に自己との闘いを続けている謙虚な姿勢と真面目さが20年以上もその素晴らしさを堅持している所以なのでしょう。

2009年も多くの素晴らしい馬がターフを去った。カンパニー、マツリダゴッホなど、一時代を築いた老兵がその走りを終えて去るのはよいが、志なかばで故障のためにターフを去ったディープスカイやスリーロールスなどには胸が大いに痛む。

サラブレッドには、いつも感動と勇気と元気を貰う。そして、彼らのように、ひたむきに一生懸命に力を出し切ることの美しさを感じる。今年も選ばれしもののドラマは続くし、我が家も又、ひたむきな一年を送ろうと思う。健康を願いつつ家族力をあわせて、、、、。